過酷な残暑からの急な気温の変化を迎え、体調崩されていませんか?
最近、秋の気配を・・・というより、寒いです。ヨーガでこの夏の猛暑を上手に乗り越えた人にとっては、過酷な中、大きく体調を崩さなかったぞっ!という自信から、急な日照不足に寂しさを感じているのではないでしょうか。
先日、久しぶりに泊りがけで実家にいって参りました。父と母はとびっきりの笑顔で迎えてくださいました。子供の時のように抱きつけないまでも、離ればなれだった心がグッと近づくのを感じます。電話でもなく、メールでもなく、会うのって大事ですね。
最近気づいたのが、父の食べ物の好みが変わったこと。甘いものが苦手だった父なのに、好んで甘いお菓子を口にします。以前は塩辛いものばかりを好んで、一切手をださなかったのに。それと同時に仕草や言動までも違ってきたようにみえます。
食べたものが私たちのカラダを作る。そんな当たり前のことですが、食べ物が変わると性格や雰囲気まで変わるようです。一番大きな変化は、瞳が柔らかい輝きを放ちキレイなんです。透き通るようなと言いますか、キラキラしたまん丸い瞳。前は鋭かったように記憶しています。まるで夢を追いかけている少年のよう(笑)。
会話の中でおどけた仕草も子供のように見えて、以前の塩辛いものばかり食べていた頃の頑固おやじはもういません。やったぁ~ですが、こちらも秋の訪れ同様、嬉しいような、寂しいようなです。
戦時中の少年期、そして戦後大人の仲間入りをし、高度経済成長期の真っ只中を駆け抜けてきた父の人生は、過酷だったと話てくれました。そのため長年、使い続けてきた身体は、あちこちらと故障し痛みを伴い始めておりました。
そう!これは出番。私はヨーガ療法士。改善方法知ってます。滞在期間が短すぎて、気ばかり焦りながらのヨーガタイムでしたが、なんとか3つは覚えてもらえ、毎日繰り返しやってくれることを約束してもらいました。嬉しいです。
自分の身を守らなくてはいけない時代(外向きの心)に生まれ育ったわりには、内側をみる能力はすぐれており、1日目、数分の実習にもかかわらず、股関節の痛みの緩和を実感しておりましたよ。これはとても嬉しかった。
親孝行らしいこと一つ出来たかな!という感じです。
主人の両親にもして差し上げられなかったことが悔やまれます。何事にも時期があることを実感です。後で悔いても、その時でなければ、もうどうにも変えられないのですよね。そしてその時行った行為で未来(今)ができあがるっている・・・訳ですよね。後悔先に立たずを思い知ります。
8月は、研修へも行って参りました。
口からでる言葉はその人のすべてを表しているんだそうな。その中で、先生が教えてくださったことは、人は喋っている最中、吸うことも、吐くこともせず、息が止まっている状態なんだとか。そういえばそうです。で、呼吸の深さ長さが、その人の今の精神状態を物語っているので(焦っているときは短くて強い呼吸。悲しい時には、弱くて浅い呼吸 など・・・)その呼吸と代替えに行っているお喋りは、まさにその人の内側の状態を言語に変えたもの、だそうな。
なるほどですよね、面白い。不平、不満、愚痴、最近多いなぁと感じたら、あなたならどうします?
私はもったいないので止めずに出しちゃいます。そうすれば、そこからの改善、心の成長が図れると思うから。「やだぁ~イジワルワードばっかり口にしてた」なんて、気づいて言葉だけ変えちゃっちゃダメですよ(笑)。そんな行為はなんの得にもならない。そっちにははしらず、しっかり、これをチャンスととらえて、今の心と向き合うことをお勧めします。
もし、今、イジワルする側に回ってしまってたら、その方は以前自分も酷いイジワルされてた経験があるからなんじゃないかなぁと思います。悪いを分かっている。でもそうでもしないと自分の心が壊れてしまう。
その人も大変だったんだと理解してあげることで、不思議と自分の心も不安から安心へと向かい始めます。相手を理解して愛に変えることが大切です。
分かってもらえなかった人も、分かってあげられなかった人もどちらも気の毒。
どんな形の生き方でも、みんな頑張って生き抜いてきたからこその、今です。生まれつき悪い人なんていません。過去の記憶がそうさせているだけ。生きていれば、良いこともやるし、悪いことだってやる、それが人間です。ちょっとやり方、表現、行動の仕方を間違ったのです。
人を傷つければ 人から傷つけられる。
人の足を引っ張れば、足を引っ張られる。
悪口を言えば、自分も悪口を言われる。
人をおとしいれれば、陥れられる。
人のものを奪えば、人から大切なものを奪われる。
これがこの世の法則です。やりっぱなしの、いい気分はないです。
仕返しのみならず、あなたは間違っていますと教えてくれる存在者が現れるケース
或いは
見覚えのない、別の機会にまったく別の人からされるケース・・・というのがあるので、逃げても無駄なんだそうです、ご注意を。
逆にやられっぱなしの人は、上記の通り、いつかアイツも同じ目にあうと思ってて間違いないみたいですよ・・・。やりっぱなしの、いい気分なんて絶対ないのでね。
心の成長を遂げたい方にはポイントがあります。
それは「心の闇を隠さないこと」
特に自分を別の自分に作り変えないことなんじゃないかなぁと思います。心ねじ曲げたところで(嘘・我慢だから)、幸福は訪れませんものね。
向き合う時のやり方コツは、こちらの3つ。
①自分の良いところ、好きなところを3つ言葉にする(←コレッ大事)
②そのあとで、今ある現状での不平、不満、愚痴を書き出してみる。
③いつから、またどこからその言葉の芽がでてきたのか、心を検証する。
原因の芽を見つけたら、そのあとは、これからどのような人生を送りたいのかにシフトチェンジです。
頭にくる人に行いを改めてもらうのは難しいことですが、自分の見方捉え方を変えて(我慢とは違います)心を休ませることは可能ですよね。
目は口ほどにものを言う。戦時中、戦後の日本でたくましく生きてきた父が、今はすっきりきれいな瞳に変われたように、検証を試して下さった皆さんの瞳にも、くすみのないキラキラな瞳になれること請け合いです。このようなヨーガ・カウンセリングを、もっと詳しく知りたい方はこのHPの「コンタクト」ページにご一報ください。
それでは、今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。