禅語『念を継がない』

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いつもご覧くださり、有難うございます!今日は有名な禅語をご紹介させて頂きますね。

「念起こる、これ病なり。継がざる、これ薬なり。」

つまり、何かをフッと思っても、その考えを発展させないで、そこで止めておくということです。

私達は日々、絶え間なく、何かを考え、何かを思い出しています。それはちょうど、目の前に本とか、巻物を乗せたベルトコンベアが、動いているようなものです。このベルトコンベアから流れてきた本には、過去の出来事、将来の心配事などが書かれ、タイトルとして「Aさん」・「B事件」などと記されています。

これに気づくというのが「念、起こる」です。

そしてこの本や、巻物を手に取って、それを開いて読むのが「これ病なり」です。

ベルトコンベアが流れるにまかせ、どのような内容でも、手に取らずに開かない、これが「念を継がない」という意味になります。

これを日々の生活の中で、少し頭の片隅に留めておくだけで、ストレスからくる病気の発症リスクは防げます。今日も必要な誰かのもとに届き、誰かの心がフッと軽くなる、そんなが繋がりが広がっていったら、嬉しいです。

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