一人ひとりに寄り添うレッスン
安心できる空間で、あなたのペースを大切にしながら
心と体のバランスが整う、ヨガの時間をお届けしています
かつての私は自分軸って、キラキラと輝いている人しか持っていないものと思っていました。自分軸を探し求めて早十数年(笑)、平凡な私には自分軸なんてないのかも知れないと落ち込んだこともありまし
例えば、相手に対してこんなこと言ったら、傷つけてしまうかもと思えば、本音とは真逆のことを口走ってしまったり、湧いてきた思いを言葉にせず飲み込んでしまったりと。。。さらに自分の好みや、どうしたいかは相手次第が当たり前で、そうこうしているうちに、何色が好きで、何に興味があって、何をどうしたいのかまで分からなくなってしまい、心が迷子状態に陥ったかのようでした。
そんな中、ある人から、他人軸で生きているのかもよ!との指摘。他人軸で生きていると楽よね。不都合なことが起これば全部その人のせいにできるから、、、と。
確かに!幼少期から”ほうれんそう”が好きでした。野菜じゃなくて、報告・連絡・相談のホウレンソウです(笑)。特に相談が大好きでした。
ここで一旦、心の仕組みというものを、現在のお話と同時進行で説明していきます。
イメージです!私たちの心にはコーヒーフィルターがあるとイメージしてみて下さい。何かあった時、そのフィルターを通して、こされた物(選んだことになります)が心に落ちます。それが理解したり、決断したりのことです。これを他人のフィルターを借りて行ったらどうでしょうか?自分のフィルターは汚れずに済みますし、中に溜まったごちゃごちゃした中身を誤って、大切な心の奥にこぼしてしまうこともないわけです。
一見楽なように見えます!でも実は、この方法で人生の歩みを進めてしまうと、大変な労力と時間がかかると感じています。
いちいち相手のお伺いをたてて、そのフィルターを借りなければならない。そしてフィルターには感情という通過点があり、機嫌が良い時と悪い時があるからです。すなわち相手のご機嫌がいい時を見計らうか、ゴマをすってご機嫌を取ってから借りないと、その物事の決断が自分の望むものとは違ってくるからです。
そう、もう分かりますよね。初めから、望む結果をみんな誰でも持ち合わせいるんです。ならば少々勇気がいることでも、その経験、自分のフィルター(心)を使ったほうが楽です。自分のこうでありたい、こうしたいを、失敗を恐れず、誰かの承認なんかも必要なかったのですよね。実はその承認を得たい誰かさんも、この人ならきっと共感してくれるであろうことを、初めから知っていて私たちは選んでいるんじゃないかと経験から感じています。何事も遠回りをするかしないかの違いなだけで、ちゃんと自分で決めてきたんだなぁとういう事です。
私自身、振り返ってみても、19歳でOLになり、23歳で結婚し、
時に過去の記憶とは時間の経過と共に、そのストーリーを都合のいいように作り上げてしまうことがあります。
以前、脳科学の本の中で、私たちはいつも幸せになりたいはずなのに、辛い状況を考えている方がいつもの自分らしくて、脳にとっては楽な作業なる人もいるというのを読んだことがあります。そういう人は心が辛いと思うことでも、脳は変化を嫌う生きものなので、辛い経験が多かったりすると、いつも通りが辛い方なので、楽な辛い方にいつの間にかストーリーを変えてしまうんだそうです。長年生きてきた生き方を続けていくことが ” 幸せ ”と、この錯覚に落ちているだけだったのかもしれませんね。脳に心が操られてしまうことがないようにしたいですね。
今もココロに居続ける辛さ、煩わしさ、何年も何十年も続いてるなと気づいたら、そこから抜け出す勇気、大切な自分にとっての本当の優しい選択肢は必ずあります!
幼い頃の記憶の中で、誤解(妄想)していることはありませんか?引っかかって手放せない想いは、別の角度からもう一度みてみると、今を諦め、未来も我慢しか感じられなかった気分や、落ち込み、怒りや不安は、自然消えてなくなります。
もし自分だけでは、その負のスパイラルから抜け出すのが難しいと感じていたら、信頼できる第三者や、心の仕組みを知りつくすプロのカウンセラーのもとで記憶を辿り見直す方法があります。なりたい自分の答えは、心の中にあるので、誰かに話を聞いてもらうことで、口から言語となって体の外に排出されます。
モヤモヤした気分や、誰にも明かさなかった思いが言語となって出された心の安定感は、やがてカラダへと伝達され、真の健康状態へと導かれます。解剖学を学んでいたときに教わった話ですが、カラダの不調の原因は、遺伝やウイルスが3割、あとは心なんだそうです。
では今回はこの辺で。次はいよいよ自分軸の最終章パート④です!
いつも最後までお読みいただき、誠にありがとうございます♡
自分軸は昨年来内観内省しているポイントです。大事にしつつも反省もあるなと。
私は自分軸で、妻は以前の丸山さんのような感じでした。合理的なことを考える私とよく考えない妻。妻の行動になぜ?と伝えても妻には理由がないからなぜ?に答えられない。
結局妻は私に全ての意見を求めるようになり、従属関係になりました。そして、考えること自体を放棄しました。
他人軸で生きることってもしかしたら相手のせいでもあるかもしれませんね。
もっと共感して理解してあげられたなら。
言葉を選んでいたのなら。
優しさをうまく伝えられていたら。
違う結果でお互い成長できたのかもしれません。
このことは、相手とのコミュニケーションの学びとして深く刻まれました。
自分軸に加えて、相手との関係性も大切にしようと思います。