平凡な生活の中に自分軸(パート3)

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かつての私は自分軸って、キラキラと輝いている人しか持っていないものと思っていました。自分軸を探し求めて早十数年(笑)、平凡な私には自分軸なんてないのかも知れないと落ち込んだこともありました。周りの環境に染まりやすく、引っ張られやすい性格だと思い込んでいたからです。

例えば、相手に対してこんなこと言ったら、傷つけてしまうかもと思えば、本音とは真逆のことを口走ってしまったり、湧いてきた思いを言葉にせず飲み込んでしまったりと。。。さらに自分の好みや、どうしたいかは相手次第が当たり前で、そうこうしているうちに、何色が好きで、何に興味があって、何をどうしたいのかまで分からなくなってしまい、心が迷子状態に陥ったかのようでした。

そんな中、ある人から、他人軸で生きているのかもよ!との指摘。他人軸で生きていると楽よね。不都合なことが起これば全部その人のせいにできるから、、、と。

確かに!幼少期から”ほうれんそう”が好きでした。野菜じゃなくて、報告・連絡・相談のホウレンソウです(笑)。特に相談が大好きでした。

ここで一旦、心の仕組みを話と同時進行で説明させていただきますね。

イメージです!私たちの心にはコーヒーフィルターがあるとイメージしてみて下さい。何かあった時、そのフィルターを通して、こされた物(選んだことになります)が心に落ちます。それが理解したり、決断したりです。これを他人のフィルターを借りて行ったらどうでしょうか?自分のフィルターは汚れずに済みますし、中に溜まったごちゃごちゃした中身を誤って、大切な心の奥にこぼしてしまうこともないわけです。

楽です!一見ね!!でも実は、この方法で人生の歩みを進めてしまうと、大変な労力と時間がかかります。

いちいち相手のお伺いをたてて、そのフィルターを借りなければならない。そしてフィルターには感情という通過点があり、機嫌が良い時と悪い時(穴があき)がある。すなわち相手のご機嫌がいい時を見計らうか、ゴマをすってご機嫌を取ってから借りないと、その物事の決断が自分が望むものとは違う結果となるわけです。

そう、もう分かりますよね。初めから、望む結果は持ち合わせいるんです。ならば少々勇気がいることでも、自分のフィルターを使ったほうが楽!そもそも貸し借りなんてしていなくて、自分のこうでありたい、こうしたいを、失敗を恐れるがために、誰かの承認が必要なんですね。実はその誰かも、この人なら共感してくれることを知っていて選んでいます。何事も最後はみんな自分で決めています。

私も振り返ってみると、19歳でOLになり、23歳で結婚し、24歳で母親になり、その後も主婦として生活を続けてきた中で、実は全ての選択は私自身で決めてきたことだったと気づきました。会社に務めることを決めたのも、事務の仕事をすることを決めたのも、結婚を決めたのも、出産を決めたのも、さらには今日の夕飯のメニューやヨガをすることを決めたのも、全て私自身の選択でした。

過去の記憶とは時間の経過と共に、創造(誤解)を作り上げてしてしまうことがあります。

脳科学の分野の説明では、私たちはいつも幸せになりたいはずなのに、辛い状況を考えている方がいつもの自分らしくて、脳にとっては楽な作業となります。心が辛いと思うことでも、カラダは楽な方を選んでしまう生き物なんだそうです。脳は変化を嫌う生き物で、長年生きてきた生き方を続けていくことが ” 幸せ ”と、この錯覚に落ちているだけです。脳に心が操られてしまうことがあるというわけですね。

それでもいいのか、否か。

今もココロに居続ける辛さ、煩わしさ、何年も何十年も続いてるなと気づいたら、そこから抜け出してみるのも、大切な自分にとっての優しい選択肢だと、経験者は語ります(笑)。

幼い頃の記憶の中で、誤解(妄想)していることはないですか?引っかかって手放せない想いは、別の角度からもう一度検証してみることもありだと考えています。脳に操られた未来の安定の方が大事でしょうか?今を我慢して2の次、3の次にしてしている気分や、居心地、心の不安は、未来に繋がります。

もし自分だけでは、その負のスパイラルから抜け出すのが難しいと感じるのなら、信頼できる第三者、心の仕組みを知りつくすプロのカウンセラーのもとで記憶を辿る方法もあります。なりたい自分の答えは、そのあなた自身の心の中にあるので、実はそんなに難しいことではないのです。

心の安定感は、やがてカラダへと伝達され、真の健康状態へと導かれます。解剖学を学んでいたときに教わった話ですが、カラダの不調の原因は、遺伝やウイルスが3割、あとは心なんだそうです。

では今回はこの辺で。次はいよいよ自分軸の最終章パート④です!

いつも最後までお読みいただき、誠にありがとうございます♡

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1 thought on “平凡な生活の中に自分軸(パート3)

  1. 自分軸は昨年来内観内省しているポイントです。大事にしつつも反省もあるなと。
    私は自分軸で、妻は以前の丸山さんのような感じでした。合理的なことを考える私とよく考えない妻。妻の行動になぜ?と伝えても妻には理由がないからなぜ?に答えられない。
    結局妻は私に全ての意見を求めるようになり、従属関係になりました。そして、考えること自体を放棄しました。
    他人軸で生きることってもしかしたら相手のせいでもあるかもしれませんね。
    もっと共感して理解してあげられたなら。
    言葉を選んでいたのなら。
    優しさをうまく伝えられていたら。
    違う結果でお互い成長できたのかもしれません。
    このことは、相手とのコミュニケーションの学びとして深く刻まれました。
    自分軸に加えて、相手との関係性も大切にしようと思います。

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