ヨガってポーズにすごくフォーカスされがちですけど、呼吸法とかその手前の生き方「やるべきこと・やらない方がいいこと」、そう言ったもの含めて実は全部ヨガなんですね。ヨガの背景には「ヨガ哲学」っていうのがあって大事な考え方、「修習と離欲」というのをご紹介します。
まず修習とは、今自分の与えられたものの中で、出来ることを尽くしていくこと。淡々と練習を続けていくということです。そして離欲とは、そのやった結果を受け入れることです。もっとこうあれば良かったとか、もっとこれが欲しいとか、執着するんじゃなくて、欲から離れるというね”出来ることを尽くして天命を待つ”ような2つのDoとBeのバランスが大事だよっていう風に、ヨガでは言われているんです。
なので、1つのポーズをやっていくプロセスの中で、自分はこの与えられた今の柔軟性と、体調の中で、出来る動きはなんだろうか?1つ1つ探っていく。そしてその結果、思ったように体が伸びないとか、ここが痛いとか色々起きると思うんですね。
訪れた結果っていうのはコントロールしきれないものなので、ありのままを受け入れていく。1つ1つのポーズの中でそれを練習していくんです。
Shantyヨーガ(マインドフルネスヨガ)は特に、今に気づいて受け入れるっていう、自己受容の練習をしていくヨガなので、私が日々お伝えしているのはポーズに対して執着しすぎず、今起きていることによく気づいて、受け入れて、感覚と共にいましょうね、といつもお伝えしています。とはいえ、なかなかそれが難しかったりするので、ヨガのポーズを通してちょっとずつ練習して、その修習と離欲の精神を日常の中でも広げてみるっていうのが、ヨガの練習になるかなと思います。
一緒に続けてやっていきましょう♪
今日も読みにきて下さり、ありがとうございます!