余裕のない時の自分を観る練習

いつも有難うございます!早いもので10月も残りわずか。
皆さんのお陰でヨーガ・セラピーShantyは今月で16年目に突入しました!本当に有難うございます。
10月10日は ”世界メンタルヘルスデー”  でした
そこで今月は「余裕のない時の自分を観る練習」をレッスンに盛り込みました。
「手の動きの速さは、心の動きの速さ」
これまでレッスンを行ってきて、一番大切にしてきたもの、それは“スークシュマ(ゆっくり)”です。ゆっくり体を動かし心と体の調和を作り出すこと。
よく、人から”いい人”と呼ばれる人が陥りがちな問題、それは「ストレスに対して過剰適応」してしまう心の癖。その心はいつも激しく動いていて、疲れ果て、“燃え尽き症候群”という呼び名まで存在します。
運動と呼吸を連動させることで、その激しい心の動きを遅らせる事が出来ます。また、関節をはじめ四肢の働きの悪さも癒してくれたり、更には、呼吸の乱れ、判断の乱れ、感情の暴走にまで働きかけて、それらの働きが活性化したことが研究結果でも証明されています。ヨーガは体を使って心を落ち着かせるセルフコントロール法です。長くこのヨーガを続けている方は経験あると思うのですが、動きに馴れてくると関係ない過去の事や人が頭に出てきたりしませんか?その時は、その思いに気を取られている自分を、もう一人の自分で観る事ができると更に効果的です。これが客観視!”余裕のない時に自分を観る練習”となります。客観視できている時は意識が体の感覚に向くので、自分を取り巻く環境、起きていることに過剰反応しない、落ち着きと強さを兼ね備えた心となります。これをレッスン時だけではなく、日常に活かせるようになる事が最大の目的です。レッスン当日、もし体調不良だった場合には、自分はどこが悪いのか脳がモニタリングすることになるので、自己治癒力が高まり身体がその部分を治そうと働きかける機能が発動します。これもヨーガの特徴で免疫力アップの仕組みです。日々の生活の中で意識を体の感覚に向ける事は「健康寿命」を延ばしてくれます。
さぁ♡2023年も残り2ヶ月と少し!引き続き皆さんにとって健やかな日常生活が送れますよう、ヨーガ・セラピーShantyはこれからも様々な体調ニーズに合わせて「元気・勇気・やる気」に加え、うっかり病気しない!うっかり怪我をしない!そんなところもサポートして参ります。
(追伸)〜大切な恩師からの教え〜
「身体の不調の根本原因は、ウイルス・遺伝が3割、あとは心です」
最後まで読んで頂き有難うございました。